2009年03月31日

和泉宏隆「宝島」



T-SQUAREの代表曲で、吹奏楽にもアレンジされて、いまだに人気のある曲。確かにこんな美しく、そしておしゃれなメロディってなかなかないですよね。いつ聴いても心が晴れやかになります。

通常はウインドシンセかサックスがフロントに立ってメロディをリードするんですが、この動画では作曲者の和泉宏隆さんのカルテットでの演奏。ピアノ、ギター、ベース、ドラム。

とても洗練されていて、SQUAREにない和泉さんの魅力が味わえます。アドリブラインの気持ちいいこと。
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2009年03月30日

ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216第三楽章より



いや〜面白い演奏でした。とにかくやりたい放題、このジル・アパップというヴァイオリニストは。モーツァルトの人気高いヴァイオリン協奏曲第3番の第三楽章のカデンツアにて。

いきなり口笛から始まったと持ったら、ジプシーやらブルースやら、とにかくやりたい放題。そのうちオケのチェリストに伴奏させたりして。かと思うと、メンデルスゾーンまで。

こんなキワモノの演奏ではありますが、技術が素晴らしくしっかりしているため不思議と聞けちゃうんですよね。

やっぱり何やっても演奏が上手じゃないとですね。ジル・アパップはかなりいいです。
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2009年03月28日

ピアノソナタ第11番イ長調K311第三楽章より



有名な「トルコ行進曲」ですが、トルコのピアニスト、ファジル・サイがジャズ風にアレンジしたバージョン。超高速でなかなか面白いです。

ちなみにファジル・サイというピアニストですが、クラシックも立派なものですが、実はジャズもかなりの腕前。クラシックとジャズと両方演奏するピアニストと言えば、思いつく限りで、

〇 アンドレ・プレヴィン
〇 キース・ジャレット
〇 チック・コリア
〇 フリードリッヒ・グルダ
〇 ジャック・ルーシェ
〇 ジョン・ルイス

なんかがあげられます。

ただ、本当に「両立」って言える人は、アンドレ・プレヴィンくらいのもの。キースのバッハなども素晴らしいのですが、キースはやはりジャズが素晴らし過ぎるので、クラシックはどうも色眼鏡で見てしまいます。チックも同様。

グルダに至っては、正直なところ、クラシックだけにして欲しいもの。ヨーロッパの聴衆は素直なもので、グルダのクラシックコンサートは即売り切れになるのに、ジャズだと閑古鳥なんだそうです。ルーシェとルイスについては、クラシックを題材としたジャズって言った方がいいですね。

そんなとこで、本当に「両立」しているので、アンドレ・プレヴィン、そしてこのファジル・サイくらいしか、今のところは思いつきません。
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2009年03月27日

フルートとハープのための協奏曲ハ長調K255第二楽章



映画「アマデウス」の中でサリエリが神と決別するきっかけになった一曲。コンスタンツエが旦那であるモーツァルトの職の斡旋をサリエリに頼みに行くシーン。愛想良く迎え入れるサリエリなんですが、コンスタンツエの持ってきた楽譜に目を通すやいなや、またもや恍惚となり、楽譜を床に落としてしまいます。

「まさに天才だ」

と言ってその部屋から立ち去ってしまうのですが、その直後、サリエリは神と決別してしまいます。あまりにも才能が不平等過ぎると言って。

そもそもモーツァルトはフルートという楽器が好きでなかったと言われますが、いろいろ調べてみると、曲の依頼をするフルート奏者とたまたまギャラの面でもめたりして、折り合いがよくなかったそうです。

おそらくその影響が強いと思いますが、それはこの曲も同じ。依頼者の娘がハープを弾くそうなんですが、なんと、この曲に対してはギャラが支払われなかったとか。にしては、素晴らしい曲なんですが。

特にこの第二楽章はまさしく「天上の音楽」と言っていいでしょう。そしてフルートとハープがこんなに相性いいなんて、誰が予想したでしょうか。やっぱりハープにぶつける管楽器はフルートしかない、とも思わせます。見た目にも優雅ですしね。
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2009年03月26日

ピアノソナタ第13番変ロ長調K333第三楽章



グレン・グールドのモーツァルト。賛否両論ありますが、グールドが弾くから「賛」があるのであって、普通のピアニストだと顔をしかめられそうな演奏です。

多くの人にとって「モーツァルトはこう弾く」みたいなのがあると思うのですが、グールドはその辺の常識から完全に逸しています。例えばこの曲にしても、まるで行進曲です。かと思うと、テンポをところどころ変えて弾いたり、無駄に抒情的になったりして、まさにやりたい放題。

グールドが弾く他のモーツァルトも何曲か聴いたことありますが、驚かされるのがまずテンポ。やたら速かったり、やたら遅かったり。何となく「変わったことすればいい」みたいな本末転倒な印象もあるのですが、それでもやっぱり「聴いてしまう」のは、グールドだからなんでしょう。

へブラーやギーゼキングのようないかにもモーツァルトではなく、次はいったいそうやって弾くのだろう、みたいな新鮮さが常にあります。グールドのモーツァルトを好きか嫌いかで言えば、「好き」とは即答しないまでも、それでもやはりモーツァルトの一つの解釈には違いないわけです。

天国のモーツァルトは喜んでいるかもしれませんね。
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2009年03月25日

セレナード第7番ト長調K250「ハフナー」第三楽章より



ザルツブルク市長であるジクムント・ハフナーの娘さんの結婚式のために書かれたセレナード(夜曲)ですね。動画ではヴァイオリン独奏になっていますが、実際は比較的大編成の管弦楽曲なんですが、同時にヴァイオリン独奏を伴う協奏曲のような性格もあります。

三楽章のロンドは人気が高く、しばしばヴァイオリンコンサートのアンコールピースでも取り上げられる一曲。クライスラーが編曲したそうです。

それを歴史的なヴァイオリニストであるヤッシャ・ハイフェッツがピアノ伴奏付きで演奏しています。こんな演奏が手軽に拝見できるなんて、本当にいい時代になったと思います。

現代はあまりにも「神」が身近にい過ぎる時代です。

こちらはオマケ動画。すいません、オマケなんて言っちゃって。チャイコのコンチェルトですが、私はナタン・ミルシテインの演奏で馴染んでいたものの、高校の時、日曜日午前のラジオ番組でハイフェッツを聴いて心奮えたものです。それが今では動画で見れるなんて。。。







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2009年03月24日

歌劇「魔笛」K620より「夜の女王のアリア」



映画「アマデウス」でも効果的に用いられた「魔笛」から「夜の女王のアリア」です。お聞き頂ければ分かると思いますが、高音域のコロラトゥーラが多用されるかなりの難曲です。

実は「夜の女王のアリア」と言えば2曲あるのですが、有名なのはこっち。と言っても両方難しいので、実際、「魔笛」で夜の女王ができる人はかなり限定されるのでしょうね。

その難曲に挑んだのがアメリカの名ソプラノ、もとい、迷ソプラノのであるフローレンス・フォスター・ジェンキンス。実は彼女は不世出のソプラノとも、都市伝説とも言われ、とにかくその存在自体が奇妙なのです。ウィキペディアよりご紹介させて頂きます。

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彼女の演奏したレコードを聴くと、ジェンキンスは音程とリズムに関する感性が殆ど無く、極めて限られた声域しか持たず、一音たりとも持続的に発声できないこと、伴奏者が彼女の歌うテンポの変化と拍節の間違いを補って追随しているのがわかる。にもかかわらず、彼女はその型破りな歌いぶりで大変な人気を博した。聴衆が愛したのは音楽的能力ではなく、彼女の提供した楽しみであった。音楽批評家たちは、しばしば彼女の演奏を皮肉まじりに説明し、それがかえって大衆の好奇心を煽る結果となった。

音楽的才能が全く無かったにも関わらず、ジェンキンスは自分が偉大な音楽家だと固く信じていた。彼女は自分を名高いソプラノ歌手フリーダ・ヘンペルやルイーザ・テトラツィーニに比肩しうると考え、自分の演奏中にしばしば聴衆が笑い出すのを、ライバルが職業的な競争心からやらせているのだと思い込んだ。しかし、彼女は批判に気付いており、「皆さん私が歌えないとおっしゃいますが、私が歌わなかったといった人はいませんわ」などと述べた。

聴衆はもっと多く出演を望んだが、ジェンキンスは少数の気に入った会場でたまにしか演じないようにしていた。そして、彼女はニューヨーク市のリッツ・カールトンホテルの舞踏会場で年ごとのリサイタルを開いた。彼女のリサイタルに出席できたのは、彼女の忠実なファンクラブの婦人とその他特に選ばれた人々だけであった。彼女は羨望の種であった切符を自ら配布していたのである。1944年10月25日、76歳の彼女はついに公衆の希望に応じてカーネギー・ホールの舞台に立った。演奏の期待が高かったため切符は公演の何週間も前に売り切れた。ジェンキンスが亡くなったのはその1ヵ月後のことである。 ジェンキンスの32年のキャリアは、大衆むけの手の込んだジョークであるという説がある一方、彼女はカーネギー・ホールでの演奏を批評家から物笑いの種にされたために死んだのだという、これと対立する説もある。しかしながら、どちらの説にも殆ど証拠は無い。あらゆる状況から、フローレンス・フォスター・ジェンキンスは彼女の芸術家生活全体に満ちた充実感を確信して、幸せに亡くなったことがうかがわれる。

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かなりシュールな存在ですね。もう二度と現れない。ちなみに以下は普通のバージョンです。耳直しにどうぞ。









posted by Q at 17:53| Comment(1) | 歌劇・声楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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